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【コラム】「調子はどう?」でストレスケア!
メンタルヘルスデーでみんなと繋がる

2022/10/20

【コラム】「調子はどう?」でストレスケア!メンタルヘルスデーでみんなと繋がる 10月も半ばをすぎると、まさに「秋」という雰囲気を感じます。気温も低くなって木々も紅葉し、過ごしやすい季節です。そしてハロウィンがありますね!
昨年の10月には、このハロウィンなどの仮装の心理効果について書いていますのでぜひご覧になってみてください。
【コラム】気分転換!ハロウィン仮装の心理的効果とは?|アイエムエフ株式会社 (imfine.co.jp)

さて、毎年10月10日に「世界メンタルヘルスデー」という国際記念日が設定されているのですが、ご存知でしょうか?
世界メンタルヘルスデーは、メンタルヘルス問題に対する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目標に世界精神保健連盟によって1992年に設定されました。
日本では、設定から10年後の2002年から始まっています。
毎年、トップアスリートやピアサポーター(実際に疾患を経験し、その経験から同じ境遇の人を支える役割を担う人たち)、精神疾患の専門家による対談がYouTubeにて配信されています。今年はすでに終了していますが、アーカイブがあるのでぜひ見てみてください。

【コラム】「調子はどう?」でストレスケア!メンタルヘルスデーでみんなと繋がる

世界メンタルヘルスデーのテーマは「つながる、どこでも、だれにでも」です。
心の状態を良く保つためには個人個人がストレスに気づいてケアをすることがとても大切なのですが、ひとりでは対処しきれないこともあると思います。
そこで重要となるのが、「話を聴いてくれる人」の存在です。精神的な健康を維持する上では、ひとりで抱え込まないということがポイントとなります。

多くの方が、誰かに話を聴いてもらえて気持ちが楽になった!という経験があるのではないでしょうか。
これを心理学では「カタルシス効果」といいます。
心に抱え込んだネガティブな感情を外に向けて表現することには、無意識的な不満や不安を発散し、苦しさを軽減させる効果があります。悩みがあるときには我慢せず、「お願い!ちょっと話を聞いて」と誰かに話をして、自分の中から自分の外に悩み事やモヤモヤを出すと心の浄化になります。

しかし、誰かに相談するというのは、実は簡単なことではないかもしれません。
なぜなら、相談しよう!と思い、行動するには、➀自分自身の心の不調に気づける必要があること、②声をかけたりかけてもらったりできる人間関係ができていること、などが必要です。ですので、日ごろから
・自分自身の心の不調や異変に気づいて、相談や受診を行うこと
・周りの人の心の不調や異変に気づいて、声をかけあうこと
ができたらとてもいいですね。
世界メンタルヘルスデーは、そういった行動を起こすきっかけとなることを目標にしています。

とは言っても、どのように話をしたらいいのか、どのように声掛けしたらいいのか、とても難しいですね。事前にどのように相談してみようか、どのように声掛けてみようか・・と考えておくと、いざというときに役に立つかもしれません。

相談したい時は、「ちょっと話を聞いてくれる?」や、「こんな経験したことある?」など、自分自身も相手も緊張せずに会話ができるような始まりが良いかもしれません。また、声をかけた方が良さそうな方がいる時は、「何かあったらいつでも聞くからね」や、「話せるところだけでもいいから話してみてね」など、相手のペースに任せて、オープンな姿勢を見せるとプレッシャーをかけることなく声がけができるのでおすすめです。

ぜひこの機会に、自分自身と周りの方のメンタルヘルスを気にしてみてください。助けたり助けてもらったりして、みんなで健やかなメンタルを保ちましょう☆

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