１１月も下旬になり、「今年もあと○日・・お正月休みまであと○日・・」と指折り数える時季になってきました。楽しみなことも多い一方、大掃除のことを考えて少しゆううつな気分になっている方もいるのではないかと思います。

もちろん、大掃除をしなくても新年を迎えることはできますが、できれば身の回りをきれいにして新年を迎えたいですよね。でも、寒いし、めんどくさいし、他にもやりたいことがたくさんあるし・・・正直なところ、大掃除はやっぱりゆううつ、という方が多いのではないでしょうか。

今年5月にこのコラムで「やる気を出す」ことについて書きましたが、今回はその応用で大掃除を乗り切ってみませんか？というお話です。

【コラム】あ～やる気がでない、、、

5月のコラムにも書いたように、やる気が起きたらやろう、と考えていてもなかなかやる気は起きないものです。その時にはまず小さなことから行動してみる、ということがポイントなのですが、ここで提案したいのが、必要な行動を細かく分ける手法です。

今から大掃除したい場所や行うことを細かく分けて、今日はその中の1つだけ、「ちょっとがんばったらできそうなこと」から始めてみる、という方法をご紹介したいと思います。

キッチン掃除を例に考えてみましょう。キッチン空間だけでも、シンク、排水溝、三角コーナー、食洗機や水切りかご、換気扇、キッチンの壁、キッチンの床、キッチンマット、コンロ周り、調理器具、キッチン用品の棚、冷蔵庫（外・中／冷蔵室・冷凍室・野菜室・ドアポケット・・）、電子レンジ、オーブン、炊飯器・・等々、書き出してみるとけっこう細かく分けることができます。

冷蔵庫だけでも一度にすべてきれいにするのは大変ですから、「今日は、冷蔵庫のドアポケットと野菜室だけきれいにしよう」など、ちょっとがんばったらできそうなところを１，２か所決めて取り掛かってみましょう。

取り掛かり始めると、不思議なことに気分が乗ってきて、冷凍室もきれいにしちゃおうかな～なんてやる気が出てくるかもしれません。もちろん予定通り、ドアポケットと野菜室をきれいにして、今日はよく頑張った！と自分をほめて今日の分は終了、でも良いのです。ご家族がいる方は、「キッチンの大掃除して！」ではなく、「電子レンジの掃除だけお願いできる？」だったらご家族も快く引き受けてくれるかもしれません。これならお休みの日だけでなく、仕事が早く終わった日にちょこちょこ大掃除を進めることができると思いませんか？

休暇の大半を掃除に費やすのはもったいないですから、今からちょこちょこ掃除で大掃除を済ませて、年末は観たかったドラマや映画を思う存分観たり、ちょっと足を伸ばして出掛けたり、ひさびさに会う家族や友人とゆっくり過ごしたり・・・楽しみな予定をぜひつくってもらいたいと思います。

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