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【コラム】趣味をひらく

2023/9/20

みなさんは何か「趣味」と呼ばれるようなものはありますか?
ジョギングやトレッキング、釣りや読書、映画鑑賞、推し活など、好きなことに取り組んでいる姿は素敵ですよね。趣味があると私生活も充実しそうですし、仕事で嫌なことがあっても気分転換になったり、いいストレス解消にもなります。
一方で、こんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。何か趣味を探そうと思って取り組んでみたけど長続きしなかった…、趣味にしようと続けてみたけどプレッシャーになっていつの間にか楽しめなくなってしまった…など。
例えば、ジョギングを趣味にしようとランニングシューズを購入したけれど3回走っただけで、シューズを見るたびに続けられなかった罪悪感が若干頭をよぎる…といったような経験です。
ちなみに、博報堂生活総研による2022年の調査では、およそ4人に1人(25.2%)が「自分は無趣味である」と回答しているようです。

では改めて“趣味”とは何でしょうか。
趣味と聞かれると、「その活動が好きで余暇にしばしば取り組んでいること」のようなイメージがありますが、
広辞苑で調べてみると、
1. 物事のもっているおもしろみ。味わい。おもむき。風趣。
2. 物事の味わいを感じ取る能力。また、それによる好み。
3. 専門としてでなく、楽しみとして愛好するもの。
とあります。
これらをみると、「続けているかどうか」は特に関係はないようですね。それを楽しいと思えたり、その活動のおもしろみを感じ取れることが大切なようです。
こう考えると、趣味はいたるところに転がっているのではないでしょうか。雲をみたときに、「あの雲は〇○にみえるな」とおもしろみを感じることができれば、「雲を鑑賞すること」を趣味としてもいいはずです。ぼーっとしながらあれやこれや考えることにおもしろみを感じる人は、「考えること」が趣味だといってもいいですし、一つのことを続けるよりも新しいことが好きな人は、「新しいことをやってみること」が趣味なのかもしれません。また、続けることが趣味の条件でないのであれば、「2~3年に1回くらいしかやらないけど、趣味はトレッキングです」なんていう表現もいいのかもしれないですね。

少なくとも、自分はどんなことにおもしろみを感じるのか、どのようなことが好きだと感じるのか、日常に転がっている小さな感覚を逃さずにキャッチしておくこと、アンテナを広げておくことで、趣味の広がりは一人一人豊かなものになっていきそうです。それらを通して自分の感性のカタチを知っておくことは、余暇を充実させるだけではなく、仕事のおもしろみを発見することや、自分自身を理解することのヒントにもなります。

あらためて、あなたの趣味は何ですか?

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